昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米4-6月期GDP・確定値は予想通りも、個人消費やコアPCEが上方修正され、新規失業保険申請件数や失業保険継続受給者数は予想を下回り、労働市場の改善が示唆されたが、ドル売りが優勢となった。米10年物国債利回りは、3.697%まで低下後3.868%まで反発した。
 ドル円は、144.80から144.26まで下落、ユーロドルは、0.9636から強い独9月消費者物価指数・速報値やドイツ連立政権がガス価格の上限設定で合意との報道を受けて、0.9798まで反発、ポンドドルも、フィキシングに絡んだポンド買いのフローもあって1.0762から1.1108まで一時値を戻した。
 一方クロス円は、アップルの投資判断引下げなど、NY株価3指数が軟調に推移も、総じて堅調な展開となった。ユーロ円は141.47、ポンド円は160.25まで反発、オージー円は93.13から94.05で上下、NZD円も81.76から82.71、カナダ円は105.90から105.15で揉み合った。