今日の裏読み、表読み

今週はFOMCを始め、英MPCや日銀と金融政策決定会合が相場の波乱となるか、注目される週となる。
本日の経済指標としては、日本の4-6月期四半期法人企業景気予測調査、英国の4月月次GDP、4月鉱工業・製造業生産指数や貿易収支が焦点となるが、英国指標の結果は、今週の英PMCを睨んで、思惑を誘う結果となるかだが、特に弱い結果が見えた場合、スタフグレーションの懸念を高め、ポンド売りに繋がり易い。
また今週は要人発言の機会も多いが、ブレイナードFRB副議長は、ブラックアウト期間であり、金融政策に関する発言は出ない。一方ユーロ圏では、7月のECBの方針が示された後で、タカ派発言も一定の織り込みが見えるが、ユーロ安に懸念が示されるとユーロ相場が支えられそうだ。
その他では、先週末大きく下落した株価の動向、直近再び3%台へ乗せた米10年物国債利回りが、FOMCを前に、3.20の直近ピークを更に上回る動きとなるか注目したい。
本日の為替の戦略としては、3者会談でも1円しか下げず、ドル高もあって、135円のトライがありそう。上値追いは禁物で、ひきつづきしっかりと押し目では買っても、125円は一旦利食いを優先しておきたい
ユーロドルやポンドドルは、突っ込みは避けて、しっかりと戻りがあれば売り場探し。クロス円は、一定の下げもあって、押し目は買い気味から反発ではしっかりと利食いながた対応したい。