昨晩の海外市場は、米国株安に伴うリスク・オフ動きが続いた。米3月新築住宅販売件数や4月米消費者信頼感指数は予想を下回った一方、2月S&P/ケース・シラー住宅価格指数や4月リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回ったが、強弱入り混じる結果で反応は限られた。
ドル円は、日銀金融政策決定会合を前にしたポジション調整や米10年物国債利回りが、2.726%まで低下したことで、127.03まで一時下落、ユーロドルは1.0638、ポンドドルは1.2571までじり安となった。
一方クロス円では、ユーロ円は135.38、ポンド円は159.99、オージー円は90.60、NZD円は83.51、カナダ円は99.16まで売りに押された。