昨晩の海外市場は、ウクライナとロシアの和平交渉が、一旦の進捗を見た中、ロシア大統領府が「ウクライナとの交渉に急展開はなく、非常の多くの時間がかかる」と述べ、ゼレンスキー・ウクライナ大統領も「ロシアが新たな軍隊を派遣している」と発言するなど期待感が剥落、NY株価3指数もマイナス圏で引け、明日の米雇用統計の発表を控え、総じて動きづらい展開に留まった。また、米3月ADP全米雇用報告や10-12月期GDP・確定値、予想の範囲内に留まったことで相場への影響は限られた
ドル円は、米10年物国債利回りが、2.435%から2.340%で高止まりが続いたことで121.52から122.24で上下、ユーロドルは、1.1171まで一時上昇、ポンドドルも1.3183まで一時上昇の高値圏は維持出来ていない。
一方クロス円では、ユーロ円が136.30、ポンド円が160.86まで反発、オージー円は91.27から91.97で上下、NZD円は84.58から85.36、カナダ円は97.37から96.24で上下した。