昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数は、若干弱い結果となるも、予想を大幅に上回る米10月消費者物価指数を受けて、ドルが全面高となった。10月消費者物価指数は、前年同月比で+6.2%、コア指数も+4.6%と35年ぶりの高い水準となり、米10年物国債利回りが、30年物国債の入札不調もあって、1.592%まで上昇した。一方NY株価3指数は、インフレ懸念の高まりから早期の利上げ懸念で、大きく下落した。
 ドル円は、114.01まで一時上昇、ユーロドルが1.1476、ポンドドルも、1.3402まで売りに押された。
 クロス円は、ドル円の上昇に一時大きく買われた後は、株価の下落を受けて売りが優勢で引けた。ユーロ円が131.42まで上昇後130.65、ポンド円も153.75から152.59まで下落、オージー円が83.97、NZD円が80.878、カナダ円が91.72まで一時上昇したが、その後値を崩した。