昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米4-6月期GDPの速報値や週間新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったこと、前日のパウエルFRB議長のテーパリング議論を慎重に進める姿勢を示したこともあって、ドルの売り戻しが優勢となった。ただ、米10年物国債利回りは、1.248%から1.281%で揉み合いの展開に留まり、NY株価3指数は、GDPにおける個人消費が、2期連続で強い上昇となったことで反発したが、総じて月末に向けたドル売りフローが優勢となった。
 ドル円は、109.42までじり安、ユーロドルが1.1893、ポンドドルは1.3982まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.56を高値に130.13、ポンド円も153.45まで上昇後152.81まで売りに押され、オージー円は81.36から80.95で推移、NZD円が76.89、カナダ円は88.18まで一時上昇した。