昨晩の海外

金曜日の海外市場は、株価の反発を受けて、リスク回避の動きに巻き戻しが優勢となった。米株3指数は、来週から始まる企業決算発表に対する期待感から、NYダウが471ドル、ナスダックが150ポイントの上昇と史上高値を更新、ドル売り、円売りが優勢となった。またバイデン大統領とプーチン大統領が電話会談を行い、バイデン大統領が、相次ぐロシア国内から米企業へのランサムウェア攻撃について、ロシア政府が対処する必要性を強調したようだが、相場に影響は見えていない。
 ドル円は、米10年物国債利回りが、1.35%台まで上昇したこともあり、一時110.26まで上昇、ユーロドルが1.1881、ポンドドルは、1.3900まで買い戻された。
 一方クロス円では、総じてじり高の高値引けとなった。ユーロ円が130.88、ポンド円は153.09、オージー円が82.55、NZD円が77.18、カナダ円は、加6月雇用統計が市場予想を上回ったことや原油高を受けて、88.50まで値を上げた。