昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米長期金利が、昨日の急騰から上げ渋りを見せ、米国株市場も反転気味な展開となったが、週末を控えてドルの堅調な展開が続いた。米2月シカゴ購買部協会景気指数は、予想を下回ったが、2月ミシガン大消費者信頼感指数の確報値が、予想を上回り影響は限定された。ただ、ナスダック指数はプラス圏で引けるも、NYダウは490ドル安から一時プラス圏を回復も、引けにかけて値を消し、米10年物国債利回りは、1.52%を手前に上げ渋り、1.38%台まで低下した。
 ドル円は106.69まで上昇、ユーロドルは、1.2160を上値に、1.2062までじり安となり、ポンドドルは、1.3888まで売りに押されたが、月末の対ユーロでの買い戻しで、一時1.3988まで反発した。尚ユーロポンドは0.8656まで下落した。 
 一方クロス円では、ユーロ円が128.64から129.39で上下、ポンド円は147.41を下値に149.08まで再反発、オージー円が82.25、NZD円が77.18、カナダ円は83.81まで下落した。