昨晩の海外

年初の海外市場の取引は、ドルや円が堅調な展開となった。史上高値を更新してスタートしたNYダウが、休暇中に新型コロナウイルスの感染が再拡大したこと、ジョージア州の決選投票や米大統領選に関する上下両院合同会議を控えた警戒感などから、一時724ドル安まで下落したことでリスク回避的な動きが広がった。
ドル円は、日本政府が、1都3県に緊急事態宣言を発令したことを受けて102.71まで下落後、103.25まで一時反発、ユーロドルは1.2310を上値に、1.2245まで売りに押され、ポンドドルは、政府がより強い規制強化を実施するとのの思惑から1.3542まで下落、ジョンソン首相は、テレビ会見で「5日からイングランド全体のロックダウン開始」を表明した。
一方クロス円では、ユーロ円は、対ポンドでの買いもあり126.80まで一時反発、ポンド円は139.70まで売りにされ、オージー円が78.86、NZD円が73.81、カナダ円が80.61まで値を下げた。