昨晩の海外

昨晩の海外市場は、トランプ大統領とバイデン氏の第1回候補者演説を控えて、様子見ムードの中、欧米株価の反発を睨んでドル売りが優勢となった。ただ、NYダウは、新型コロナウイルス追加経済対策に対する合意期待はあるが、21ドル高から209ドル安まで利食いに押され、影響は限定された。また、米コンファレンスボードの9月消費者信頼感指数は、強い結果となるもドル買いは限られた。
ドル円は、105.74から105.54の狭いレンジでの推移、ユーロドルは、独9月消費者物価指数の速報値が市場予想を下回り、メルケル首相が「ベルリンの新型コロナウイルスの状況は深刻」、「新型コロナウイルス復興基金の遅れを警告」などの発言が伝わったことが上値を抑えたが、1.1745まで反発、ポンドドルは、1.2903まで上昇後、英国とEUのFTA交渉の最終協議を控えて、1.2823まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は124.12まで上昇、ポンド円は136.26から135.52で上下し、オージー円は75.44、NZD円は69.78まで反発、カナダ円は、原油価格の下落を受けて79.11から78.77まで売りに押された。