昨晩の海外市場は、「米政府が英国、フランス、ドイツからの輸出31億ドル相当に対する新たな関税を検討している」との報道、米国の多くの州で新型コロナウイルスの感染が再び拡大しており、NY、ニュージャージー、コネチカット州が、新型コロナ感染拡大の州からの訪れた人に対し2週間の隔離を要請すると伝わったこと、IMFが、2020年の世界経済成長見通しを4月の▲3.0%から▲4.9%へ引き下げたことなどから、NYダウが、859ドル安までが下落し、リスク回避のドル買いが優勢となった。
ドル円は、107.07までじり高、ユーロドルは1.1250、ポンドドルは、1.2414まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が120.76から120.04で上下、ポンド円は、133.60から132.69まで下落、オージー円が74.07から73.32、NZD円が68.42まで下落後も軟調推移、カナダ円は78.40を下値に78.86まで一時値を戻したが、その後売りに押された。