NY中盤

NY中盤の動向は、北朝鮮と韓国間の緊張に加えて、インドと中国の国境近辺での小競り合いでインド兵3名が死亡する事件が発生、中国の北京市当局が新型コロナウイルスに関して警戒レベルの引き上げを発表するも、米5月小売売上高が、予想を大幅に上回ったこと、パウエルFRBの議会証言では、「景気回復の時期や強さについて著しい不透明感がある」、「景気が軌道に乗るまでゼロ%近辺の金利を維持する」などの見解が示されたが、既に織り込みの範囲に留まったことで、NY株価が堅調な推移を維持したことで、リスク回避の動きは強まっていない。NYダウは847ドル高からスタート後、48ドル高まで一時調整もその後は600ドル高まで反転した。

ドル円は107.63から107.21で上下、ユーロドルは1.1228、ポンドドルは1.2553まで一時売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が120.48、ポンド円は134.78、オージー円は73.33、NZD円は68.81、カナダ円は78.80まで一時売りに押された。