ＮＹ中盤の動向は、株価の下落を受けたリスクオフの動きも、ＮＹダウが、安値から反発的で、巻き戻し的なドル売り、円売りが優勢。
ロックダウン解除による、２次感染リスクが拡大が意識されていること、また１９日の米奴隷解放宣言記念日を控えて、米国内のデモがなかなか終焉を見ないことなどが嫌気されている模様。米経済指標としては、６月ＮＹ連銀製造業景気指数が、市場予想を上回る結果となったが、影響は限定された。
ドル円は１０７．００を安値に１０７．５０まで一時反発、ユーロドルは１．１２２７から１．１２９４まで反発、ポンドドルは、英首相と欧州委員長のビデオ会談を控えて１．２４５５まで下落後、１．２５８０まで反発、英政府と欧州連合は「離脱の移行期間を延長しないことを確認した」などの共同声明が発表された。これで完全に２０２１年からブレグジットがスタートする訳だが、英ＥＵ間の調整は全く進んでいない。
一方クロス円では、ユーロ円は１２０．３４から１２１．２１、ポンド円が１３３．５１から１３５．０８、オージー円が７２．６５から７３．８０、ＮＺＤ円は６８．４１から６９．３８、カナダ円は７８．３３から７８．９８まで買い戻された。
