昨晩の海外

昨晩の海外市場は、堅調な株価を受けて、リスク志向のドル売りが優勢となったが、一時210ドル高まで上昇したNYダウが、午後になってトランプ大統領が、29日に中国について記者会見を予定していると伝わると、対中制裁への懸念から、189ドル安まで失速したことで、ドル売りも抑えられた。トランプ大統領がSNSに関連した大統領令に署名したことも、ハイテク株の上昇を押さえた。また米経済指標としては、1-3月期GDPの改定値や4月耐久財受注額が強弱入り混じる内容だったことで、相場への影響は限定的された。
ドル円は、小動きながら107.57まで下落、ユーロドルは、月末に向けた買い戻しで1.1094まで上昇、ポンドドルは、1.2345まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が119.40、ポンド円は132.90、オージー円は71.79、NZD円は67.06まで上昇、カナダ円は78.04まで売りに押された。