昨晩の海外

昨晩の海外市場は、主だった経済指標の発表のない中、揉み合い気味ながら、米20物国債の入札を控えて、米長期金利が上昇したこともあって、ドル買いが優勢となった。中国や韓国で新型コロナウイルスの集団感染が再び発生したこと、米国が、中国のハッキング行為に警告を予定しているとの報道などが嫌気されたが、NY州で、3つの地域で経済活動を再開するとの期待感が相場を支えた。NYダウは、261ドル安からスタートも、一時35ドル近い反発となったが、結局マイナス圏で引けた一方、ナスダック総合指数は、71ポイント高まで6日続伸したが、為替市場に対する影響は限定された。
ドル円は107.77まで反発、ユーロドルは1.0803まで下落、ポンドドルも1.2283まで一時値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円が116.52まで反発、ポンド円は133.20から131.89まで下落、オージー円は70.19から69.39、NZD円は65.81から65.08、カナダ円は77.06から76.56まで利食いに押された。