昨晩の海外市場は、トランプ大統領が、新型コロナウイルスが中国・武漢市の研究所から流出したとの主張を裏付ける報告書を公表すると伝わり、軟調気味となった株価を受けて、ドルの買い戻しが優勢となったが、引けにかけてプラス圏を回復したことで、揉み合いの範囲に留まった。NYダウは一時362ドル安まで下落、米3月製造業新規受注は、予想を下回ったが相場の反応は限られた。
ドル円が107.07まで反発後106.63まで下落、ユーロドルは1.0896まで下落、ポンドドルも1.2406まで値を下げたが、その後は反発的に推移した。
一方クロス円では、ユーロ円が116.93から116.27、ポンド円は133.25から132.53で上下し、オージー円が68.73まで反発、NZD円は64.69から64.22で推移、カナダ円は、原油価格の反発もあって76.04まで反発した。