昨晩の海外市場は、備蓄施設の不足懸念が続きWTI原油先物価格は軟調となったが、NYダウが400ドル近い上昇と堅調に推移したこと、欧米の金融政策の発表を控えて、総じて揉み合い気味の展開に留まった。
ドル円は、日銀金融政策決定会合の結果や黒田発言を受けて一時106.99まで下落も、これを維持して107.35まで反発、ユーロドルは1.0860から1.0817まで下落、ポンドドルは1.2455を高値に、ジョンソン首相が、外出制限の緩和に慎重な見方を示したことなどから1.2399まで調整した。
一方クロス円では、ユーロ円は116.39から116.05、ポンド円は133.58から132.99、オージー円は69.39から69.09、NZD円は65.15から64.83で軟調気味、カナダ円は76.04まで下落後76.32まで反発した。