昨晩の海外

昨晩の海外市場は、原油価格や米国株の反発にも、リスク回避的なドル買いが続いた。ムニューシン財務長官が、「大半で8月末までには経済活動が再開」、「原油価格は8月には1バレル30ドルに達するだろう」と述べたこともあり、NYダウが594ドル高まで反発、WTI原油先物の6月物は一時16ドル台まで値を回復した。
ドル円は、107.94まで反発、ユーロドルは、1.0885を高値に、ユーロ圏4月消費者信頼感指数が、2009年3月以来の低水準となったこと、ECBが新に「銀行ローンの担保に一部ジャンク債を受け入れる」との方針が伝わったこと、スペイン議会が、ロックダウンを来月9日まで延長することを承認したとの報道から1.0803まで売りに押され、ポンドドルも1.2387を高値に1.2301まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円が117.22を高値に116.44、ポンド円は133.30から132.56まで売りに押され、オージー円は68.37から69.99、NZD円は64.62から64.04で推移、カナダ円は76.40まで一時反発した。