昨晩の海外

昨晩の海外市場は、前日に続いた原油価格安から、株価が軟調に推移したことで、リスク回避的な流れが続いた。 WTI原油先物6月限が、11ドル割れまで売り込まれ、NYダウは700ドル越えの下落となった。「来月10日のOPEC会合で、追加減産について議論の可能性」との一部報道にも、原油の戻りは限定され、「トランプ大統領は、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業向け追加支援で議会と暫定合意した」と報じられたが、株価は安値圏で引けた。
ドル円は107.28を安値に107.89まで反発、ユーロドルは、4月ZEW景況感指数が大幅に改善したこともあって、1.0817から1.0880で反発も、このレンジで上下し、ポンドドルは、対ユーロでの売りもあって1.2248まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が116.22から117.16まで反発、ポンド円は131.91まで下落、オージー円は67.30から67.99で上下、NZD円は63.86から64.51、カナダ円は75.31を安値に76.05まで買い戻された。