金曜日の海外市場は、欧州序盤に、原油価格が急落したことを受けて、一時リスク回避の流れも、欧米の一部で、経済活動の再開の動きが出て来ていること、ウイルス治療薬の開発に関して楽観的な見方が浮上していることなどから、NYダウが726ドル高まで上昇して引け、リスク回避の動きに巻き戻しが優勢で引けた。米3月景気先行指標総合指数は、予想ほど悪化せず、FRBが来週から債券買い入れ額を減額すると発表したが、ドル買いは限定された。
ドル円は107.93から一時107.30まで下落、ユーロドルは1.0812から1.0893、ポンドドルも1.2407から1.2518まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は116.62の安値から117.12、ポンド円は133.91から134.96、オージー円は68.08から68.53、NZD円が64.33から64.99、カナダ円は76.31から76.80まで値を回復して引けた。