昨晩の海外

昨晩の海外市場は、FRBが最大で2.2兆ドルの融資を提供する新たな措置の導入を発表したこと、米週間新規失業保険申請件数が、660.6万件に増加したことなどからドル売りが優勢となった。またNYダウは、563ドルの上昇となったが、OPECプラスの減産幅が限定的に留まり、原油相場がマイナスに転じたことでその後売りに押された。
ドル円は、108.21まで下落、ユーロドルが1.0952、ポンドドルは、1.2485まで上昇した。またEU財務相会合では、5900億ドル規模の新型肺炎対策の経済パッケージで合意したと報じられたが、影響は限定された。
一方クロス円では、ユーロ円が119.00、ポンド円が135.76まで一時反発も高値圏は維持出来ず、オージー円が68.90、NZD円が66.00まで上昇、カナダ円は、OPECプラスで、減産合意との報道を受けて77.96まで反発したが、その後77.24まで売りに押された。