昨晩の海外

昨晩の海外市場は、サンダース上院議員が、大統領選民主党候補者選びから離脱との一部報道を好感して、NYダウが829ドル高まで上昇、リスク回避のドル買い若干の巻き戻しの動きとなったが、総じて値幅は限定された。
ドル円は、日本銀行筋の話として「日銀が次回展望レポートで2020年度成長見通しをマイナス修正」との一部報道があったが影響は薄く、109.10まで反発後108.59まで下押しするもこのレンジでの推移が続いた。また、ユーロドルは、新型コロナウイルス感染により受けた経済へのダメージを和らげるためEU財務相会議が、5000億ユーロ規模の救済パッケージに取り組んでいるが、本日は合意に至らず話し合いが明日に持ち越されたが、ドイツのシュルツ財務相が「財政措置に関して、イースター前の合意を望む」と述べたことで、1.0830から1.0888で上下し、ポンドドルは、ジョンソン首相の容態が安定していると伝わっていることもあって1.2420まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が117.92から118.69で上下、ポンド円は135.04まで反発、オージー円が67.95、NZD円が65.62まで買い戻され、カナダ円は77.84を高値に77.24まで一時売り込まれた。