昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、中国が来年からの一部の関税引き下げを発表したことで、NY株価が高値を更新も、クリスマス・ムードで動意が薄く、リスクオンの動きは強まらなかった。米経済指標としては、11月耐久財受注額や米新築住宅販売件数が弱い内容となったが、影響は限定された。
 ドル円は109.34から109.45の狭いレンジで0の推移が続き、ユーロドルは1.1070から1.1096で推移、ポンドドルは、EU離脱への懸念が残り1.3033から1.2905まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は121.08から121.35で推移、ポンド円は141.18まで下落、オージー円は76.81から75.52、NZD円は72.26から72.54での推移、カナダ円は、予想を下回るカナダ10月GDPを受けて、82.98まで一時売りに押された。