NY午前

 NY午前の動向は、トランプ大統領が、ツイッターに「中国との大きな取引。合意が非常に近づいている」と投稿、WSJが「米交渉担当者は、15日発動予定の対中制裁関税の中止と3600億ドル相当の中国製品に対し最大50%の関税引き下げを提案」と報じたことで、NYダウが313ドル高まで上昇、ドル買い、円売りが強まっている。
 米経済指標としては、11月卸売物価指数と週間新規失業保険申請件数が、予想より弱い内容となったが相場の反応は限られた。

 ドル円は109.31まで反発、ユーロドルは、ラガルド総裁が記者会見で「景気は安定化の兆しがいくぶん見られる。リスクは下サイドに傾くが、あまり深刻ではない」との認識を示したことで1.1154まで反発後、米大統領のツイートをきっかけに1.1111まで下落、ポンドドルも1.3110まで売りに押された。