昨晩の海外市場は、米FOMC、ECB理事会、英総選挙や米国の対中制裁関税発動期限を控えて、様子見ムードが続いた。
ただ、「米中交渉担当者は、15日に予定している対中制裁関税第4弾の発動を見送る計画」と報道が出たが、一方でクドローNEC委員長が「15日の対中制裁関税の発動を見送る計画について承知せず」と述べ、影響は限定された。NYダウは、105ドル安からスタート後、一時39ドル高まで反発も、その後は揉み合いに留まった。
ドル円は108.51から108.77まで反発、ユーロドルは、独ユーロ圏12月ZEW景況感指数が、いずれも昨年初旬以来の高水準を記録したことを受けて1.1098まで反発、ポンドドルも1.3216まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円は120.18から120.69、ポンド円が142.68から163.50まで反発、オージー円は73.84、NZD円は70.88まで売りに押され、カナダ円は81.92から82.21まで上昇した。