昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、北米市場が、レーバーデーで休場なことで、総じて閑散な取引の中、ドルが堅調な推移を維持した。  

ドル円は、一時106.40まで反発したが、中国商務省がWTOに提訴すると発表。「米中両国の通商交渉担当者は今月予定している会合日程を設定できていない」との一部報道などから、その後、106.06まで売りに押された。ユーロドルは、ECBが予想よりも大幅な利下げを決定するとの観測が高まり1.0958まで安値更新後も、安値圏で推移、ポンドドルは、8月製造業PMIが7年ぶりの低水準となったこと、明日の英議会の再開を控えた警戒感から1.2036まで売りに押された。

 一方クロス円では、ユーロ円が116.35、ポンド円が127.88まで売りに押され、オージー円は71.24、NZD円は67.15から66.93で推移、カナダ円は79.60から79.82で上下した。