昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、パウエルFRB議長が「景気拡大を維持するために、適切に行動する」と述べたことで、緩和期待が高まったこと。またトランプ大統領が、「相変わらずFRBは何もしていない」とFRB批判を繰り返し、中国が発表した対米報復関税への対応として、米企業に中国からの撤退を求め、更に「中国の新たな関税に本日午後対応する」と発言したことで、NYダウが、一時745ドル超えの下落となり、リスク回避の動きを強めた。  

 ドル円は106.74から105.26まで下落、ユーロドルが1.1153まで反発、ポンドドルも1.2295まで値を上げた。  

 一方クロス円では、ユーロ円が117.26、ポンド円が129.00、オージー円が71.05、NZD円が67.29、カナダ円が79.01まで売りに押された。