昨晩の海外市場は、ブラード・セントルイス連銀総裁が「近く利下げが適切になる可能性がある」と述べたこと、新規受注や雇用指数は良好も、5月ISM製造業景気指数が予想を下回ったことなどから、ドルが全面的に売り戻された。また、株価面では、NYダウは一時の下落から、値を戻すも、米FTCがフェイスブックを競争問題で調査を開始したことが嫌気されて、ナスダックが大幅安となったことが嫌気された。
ドル円は108.45まで反発後、107.88まで安値を拡大、ユーロドルが1.1262まで買い戻され、ポンドドルは、1.2611を安値に1.2675まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が121.66まで反発、ポンド円は136.63から137.14で上下、オージー円が75.10を安値に75.50まで反発、NZD円は71.34まで上昇、カナダ円も79.98を安値に80.52まで買い戻された。