昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ファーウェイの制裁に関して、延期措置が発表されたことで、株価が反発、リスク回避の動きに巻き戻しが優勢となった。米経済指標としては、4月中古住宅販売件数が、予想を下回ったが、影響は限定された。
 ドル円は、110.67まで上昇、ユーロドルは、ユーロ圏5月消費者信頼感指数の速報値が予想を上回ったこともあり、一時1.1188まで反発、ポンドドルは、メイ首相が2回目の国民投票実施を英議会に提案する方針だと伝わったことで、1.2814まで上昇後、与党・保守党のEU離脱強硬派から反発の声が相次ぎ、民主統一党からも懐疑的な見方が示されたことで、再度安値圏を目指す動きとなった。
 一方クロス円では、ユーロ円が123.76、ポンド円が141.75、オージー円が76.19、NZD円が72.08、カナダ円が82.55まで買い戻された。