本日のポイント

 本日は、東京に加えて、海外市場が一部メーデーの休場で、動きが鈍りそうだが、ただ、FOMCの結果発表が控えており、NY時間には一定の動きが出る可能性に注意して対応したい。  経済指標としては、まず、アジア時間は、豪州のPMIやNZの雇用指数が焦点。結果の強弱次第だが、直近の流れからは、弱い数字の方がリスクとなる。  海外では、英国では、4月製造業PMIが注目だが、強い数字が見えてポンドが買われても、ブレグジットの不透明感からは、戻り売り場となりそう。また、米国では、4月ADP雇用統計、4月マークイット製造業PMI・改定値、4月ISM製造業景況指数など重要な指標が発表される。強弱次第も、ただ、FOMCを前に、大きな動きとなるかは不透明。  一方FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見だが、据え置きが想定されており、その場合影響は少ないが、利下げまで織り込む展開は異常で、逆にタカ派的な声明やパウエル発言から、ドルの買い戻しが強まるリスクに注意しておきたい。  その他、ポロス加中銀総裁の議会証言では、昨日もタカ派の発言をしており、同様な発言が出る可能性が高いが、既に織り込みの範囲にとどまりそうだ。