昨晩の海外市場は、主だった材料のない中、動意に薄い展開が続いた。米2月製造業新規受注は、予想を上回ったが、マイナス圏は変わらず、NYダウは、一時179ドル安まで値を下げたが、リスク回避の動きは強まっていない。 ドル円は、111.28を安値に111.54まで反発、ユーロドルが1.1274まで反発、ポンドドルは、保守党と労働党との協議が難航していることで1.3036まで下落後、メイ首相の「6月末までの離脱延期要請をEUが受け入れる可能性がる」の一部報道を受けて1.3075まで値を戻した。 一方クロス円では、ユーロ円が125.62まで反発、ポンド円は145.11を安値に145.79まで値を回復、オージー円が79.52、NZD円が75.23まで反発、カナダ円は、住宅関連指標が弱かったが、原油価格の上昇を背景に83.80まで買いが優勢となった。