昨晩の海外市場は、ドルの堅調な推移が続いたが、総じて動きは鈍かった。米2月米耐久財受注額は、航空機が弱く、予想を下回ったが影響は少なく、NYダウが、前日比マイナス圏の推移となったが、ナスダックなどが堅調に推移したことで、リスク回避の動きはつながっていない。 ドル円は111.43から111.25で揉み合い、ユーロドルは1.1184まで下落後、1.1216まで買い戻され、ポンドドルも1.3014を安値に、メイ首相が、5月22日までのEU離脱を目指して、「超党派のアプローチを提案した」と述べたことで1.3150まで買い戻された。 一方クロス円では、ユーロ円は124.48まで下落後124.87まで一時反発、ポンド円は144.95を安値に146.44まで反発も、オージー円が78.52、NZD円が75.01、カナダ円が83.20まで一時下落した。