NY中盤

 NY中盤までの動向は、ECB理事会の決定を受けたユーロ安やNYダウが320ドルの下落となり、クロス円中心に円買いが優勢となった。  ドル円は、111.86を高値に111.48まで下落、ユーロドルは、ECBが金利の据え置き期間を「2019年夏まで」から「2019年末まで」に変更、期間2年の貸出条件付きの長期資金供給オペ(TLTRO)の開始を決定したことで1.1206まで値を下げ、ポンドドルも1.3090まで下落したが、「EUがバックストップで英国に新たな提案を行っており、英国からの返事を待っている」との報道が下値を支えた。  一方クロス円では、ユーロ円が125.08、ポンド円が146.04、オージー円が78.32、NZD円が75.38、カナダ円が82.95まで売りに押された。