金病日の海外市場は、米1月雇用統計やISM製造業景気指数が、市場予想を上回ったことで、ドル売りや円売りが優勢となった。米1月非農業部門雇用者数は、+30.4万人と予想を大きく上回ったが、一方で、11月と12月分が下方修正、失業率も4.0%に悪化しており、当初の反応は鈍かったが、ISM製造業景気指数も強かったことで、政府機関閉鎖の影響に対する懸念が払しょくされた。 ドル円は109.58まで反発、ユーロドルは、1月ユーロ圏消費者物価指数のコア指数・速報値が、若干予想を上回り1.1488まで上昇、ポンドドルは、英1月製造業PMIが予想を下回り、1.3115から1.3044まで調整後は、このレンジで推移した。 一方クロス円は、NYダウが大きく上昇しないまでもプラス圏を維持したことで堅調となり、ユーロ円が125.74、ポンド円が143.51、オージー円が79.62、NZD円が75.73、カナダ円が83.82まで値を上げた。