金曜日の海外市場は、主だった経済指標の発表のない中、WSJが「FRBは量的金融緩和で買い入れた保有資産の縮小の中止を議論している」と報じたことで、ドル売りが優勢となった。トランプ大統領が、記者会見を行い、「3週間の暫定予算に署名し、閉鎖されている政府機関の再開」を表明したが、国境の壁が議会で承認されない場合は、政府機関を2月16日に再閉鎖するとしたことで、影響は限定されたが、一方で、トランプ米大統領の盟友で共和党系ロビイスト・ロジャー・ストーン氏が起訴されたこともドル売りにつながった。 ユーロドルが1.1418、ポンドドルは1.3217まで上昇、ドル円は、鈍い動きも109.95を高値に109.46まで値をさげた。 また、クロス円は、NYダウが一時307ドル高まで反発したことで、買い戻しが優勢となり、ユーロ円が125.32、ポンド円が144.86、オージー円が78.85、NZD円が75.18、カナダ円82.92まで値を上げた。