昨晩の海外市場は、ポンドを中心にドルの買い戻しが優勢となった。NYダウは一時500ドル超えの下落となったが、リスク回避に繋がっていない。 ドル円が、NY株価がプラス圏を回復したことで113.29まで上昇、ユーロドルは1.1350まで下落、ポンドドルは、本日の議会での採決が延期されたこと、メイ首相が「政府は合意なき離脱の準備を加速させる」、「2回目の国民投票については明確に否定した」ことなどから1.2507まで大幅な下落となり、ユーロポンドは0.9088まで買いが優勢となった。 一方クロス円では、ユーロ円が128.94から128.26まで下落、ポンド円は143.73から141.19まで大きく値をさげ、オージー円が81.54から81.06で上下、NZD円は、対豪ドルでの買いが支え77.88まで上昇、カナダ円は、加住宅着工は予想を上回ったが影響は少なく、84.71から84.20まで一時売りに押された。