昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、NY株式や債券市場が、米感謝祭で短縮取引の中、ドルの買い戻し優先となった。  ポンドドルは、週末の臨時EUサミットを控えて、英領ジブラルタルを巡る問題や英議会で、合意案が否決される懸念などから1.2799までじり安、ユーロドルも1.1422を上値に、ユーロ圏の製造業とサービス業PMIが軒並み弱く、ロンドン・フィキシングでの売りもあって 、1,1327まで下落、ドル円は112.92から112.66で小動に終始した。  一方クロス円は、NYダウが200ドル近く値をさげ、リスク回避的な展開が優勢となった。ユーロ円は127.83、ポンド円が144.36、オージー円が81.44、NZD円が76.36まで下落、カナダ円は、原油安が相場を圧迫するも10月カナダ消費者物価指数や9月カナダ小売売上高が予想を上回ったことが相場を支え、85.06を安値に85.54まで買い戻された。