昨晩の海外市場は、米長期金利の上昇を嫌気する形で、NYダウが836ドルの暴落的な下げとなり、リスク回避の動きが強まった。米9月卸売物価指数は、ほぼ予想の範囲内で反応は限定された。 ドル円は、113.29を高値に112.26まで下落、ユーロドルは、独政府の経済成長見通しの引き下げを受けて1.1480まで下落後、トリア伊経済・財務相が「市場の信任回復に向けてあらゆる手段を講じる」と述べたことで1.1545まで反発、ポンドドルは まちまちな英8月経済指標を受けて1.3137まで売られた後、来週のブレグジット交渉の進展期待もあって1.3214まで買い戻しが優勢となった。 一方クロス円では、ユーロ円が130.51まで反発後129.30まで下落、ポンド円が149.32から148.06、オージー円が79.10、NZD円が72.35、カナダ円が86.02まで下落して引けた。