NY午前の動向は、米9月雇用統計の結果を受けて、ドルが上下するも大きな動きにはなっていない。9月非農業部門雇用者数は、+13.4万人と予想を下回ったが、過去2カ月分が上方修正されたこと、また失業率が3.7%と予想の3.8%より強い結果となり、一時ドル買いが強まるも、NY株価の下落や米長期金利の上げ渋りがドルを圧迫した。尚同時に発表された平均時給は前月比、前年同月比ともに予想通りの結果に留まった。 ドル円は114.08まで反発後113.64まで下値を広げ、ユーロドルは1.1484から1.1550まで反発、ポンドドルは、「EUが英国に貿易協定で優遇する可能性」との観測報道などもあり1.3123まで一時上昇した。 一方クロス円では、ユーロ円が130.80から131.42で上下、ポンド円は149.29まで一時上昇、オージー円が80.28、NZD円が73.35、カナダ円が87.84まで売りに押された。