昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、世界的に長期金利が上昇したことを嫌気する形欧米の株が大きく下落したことで、リスク回避的な展開が強まった。米経済指標としては、週間新規失業保険申請件数や8月製造業新規受注が強い内容となり、米10年物国債利回りも一時3.2%台まで上昇したが、ドルを支える形とはならず、lNYダウが一時350ドル近い下落となったことが嫌気された。  ドル円は113.63まで下落後も反発的、ユーロドルが1.1543まで反発後1.1493まで売りに押され、ポンドドルは1.3042まで一時買い戻しが優勢となった。  一方クロス円では、ユーロ円が131.58を高値に130.75まで下落、ポンド円は148.65から147.91で推移、オージー円が80.39、NZD円が73.66、カナダ円も88.89から87.94まで売りが優勢となった。