NY午前

 NY午前の動向は、予想を上回る米9月ADP全国雇用報告やISM非製造業指数を受けて、米長期金利が上昇し、ドルを押し上げた。  ドル円は、米10年物国債利回りが、3.1268%まで上昇したことで、114.29までじり高となり、ユーロドルは、モスコビシ欧州委員が「イタリア財政赤字は、EUの財政規律違反となる可能性」との発言などから1.1516まで下落、ポンドドルは、メイ英首相が「英国は、合意なき離脱を恐れない」と強気発言を継続したことで、1.2963まで下落後、1.3023まで一時反発した。  一方クロス円はまちまちの展開。ユーロ円が131.26まで売りに押された一方、ポンド円が148.54まで買いが上昇、オージー円が81.34、NZD円が74.54まで下落も、カナダ円は89.09まで買い優勢となった。