NY午前

 NY午前の動向は、リスクオフの巻き戻し優先。新興国通貨に買い戻しが入っている一方も、ドルも堅調となっており、若干不透明な展開。一応米長期金利の上昇や株高などが指摘されている。  米第2四半期GDPの改定値は、速報値と変わらず、耐久財受注は強いが、8月住宅販売保留指数は市場予想を下回り、総じて影響は限定された。  ドル円は113.43まで上昇、ユーロドルが、イタリアの財政不安などから1.1663まで売りに押され、ポンドドルは、ホールデン英MPC委員が「現在のペースでの英成長には、利上げを必要とする」と発言したことで、1.3164まで上昇後、1.3095まで売りの押された。  クロス円では、ユーロ円が131.58の東京時間の安値から132.48まで反発、ポンド円が148.60、オージー円が81.94、NZD円が75.18、カナダ円が87.13まで買い戻しが優勢となった。