昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米4月フィラデルフィア連銀製造業指数が予想を上回ったことで、米長期金利が上昇、対欧州通貨でドルの買い戻しが優勢となった。  ユーロドルは1.2329まで売りに押され、ポンドドルは、弱い英3月小売売上高を受けて、1.4161まで下落後、M&A絡みの話で1.4246まで反発したが、その後カーニー英中銀総裁が、「ブレグジットが利上げを遅らせる可能性もある」と発言したことで1.4070まで大きく値を下げた一方、ドル円は107.47から107.24の狭いレンジでの推移に留まった。  クロス円は、NYダウが一時200ドル近い下落となったことや欧州通貨の下落で軟調な展開。ユーロ円が132.36、ポンド円が151.10、オージー円が82.87、NZD円が77.95、カナダ円が84.67まで売りに押された。