昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ロンドン時間に、中国が米国への報復関税導入を発表し強まったリスク回避の動きも、一時450ドル安となったNYダウが、270ドル高まで反発したことで、巻き戻しが優勢で引けた。米経済指標としては、3月ADP全国雇用者数が、+24.11万人と予想を上回ったが、3月ISM非製造業景況指数が、若干予想を下回り、総じて影響は限定された。  ドル円は105.99から106.85まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏3月消費者物価指数・速報値が良好だったことで1.2258から1.2315まで一時上昇後、このレンジで推移、ポンドドルは、1.4015まで一時売りに押された後1.4090まで反発した。  クロス円では、ユーロ円が130.23から131.20まで反発、ポンド円が148.84から150.44、オージー円が81.26から82.47、NZD円が77.13から78.08、カナダ円は82.56から83.72まで買いが優勢となった。