昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、良好な米経済指標や週末を控えて、ドルの巻き戻しが優勢となった。米2月住宅着工件数や建設許可件数は市場予想を下回ったが、2月鉱工業生産や3月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が、強い結果となりドルを支えた。またNYダウは一時150ドル高まで値を上げたが、高値圏は維持できなかった。  ドル円は105.60から106.23まで反発、ユーロドルは1.2336から1.2260まで下落、ポンドドルも1.3981から1.3890まで値を下げた。  一方クロス円は、欧州通貨の調整に軟調な展開。ユーロ円が130.08、ポンド円が147.25、オージー円が81.73、NZD円が76.45、カナダ円が80.68まで一時売りに押された。