昨晩の海外0315

 昨晩の海外市場は、弱い米2月小売売上高や生産者物価指数受けて、米長期金利が低下。NYダウが一時340ドル近い下落となり、リスク回避的な円買いが優勢となった。  ドル円は106.07まで下落、ユーロドルも1.2413を高値に、ドラギECB総裁が「ユーロ高はインフレ上昇への重しとなる」と発言したことなどから1.2347まで下落、ポンドドルもロシアの元スパイ毒殺事件をきっかけに、在英ロシア外交官を国外追放することを決定したことで、英国とロシアの関係悪化を懸念して、一時1.3926まで下値を広げた。  一方クロス円ではユーロ円が131.02、ポンド円が147.75まで下落、オージー円は84.26の高値から83.48、NZD円も78.22から77.65、カナダ円も82.43から81.76まで売りに押された。