昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、パウエルFRB議長の議会証言を控えて、米長期金利の動きや株価を睨んでもみ合い気味。米2月ダラス連銀製造業活動指数は強く、1月シカゴ連銀全米活動指数は弱かったが影響は薄く、1月新築住宅販売件数が弱い内容となったことなどがドルの上値を抑えた。  ドル円は、106.38まで東京の安値を更新後107.07まで反発、ユーロドルは、キリスト教民主・社会同盟の党大会で、大連立を承認されたことで、1.2355まで上昇後、1.2278まで売りに押され、ポンドドルも、1.4070まで上昇後1.3928まで反落した。  一方クロス円では、ユーロ円が131.08から131.75まで反発、ポンド円は150.01の高値から148.99まで売りに押され、オージー円は84.13から83.67、NZD円が78.31から78.02で揉み合い気味、カナダ円は、原油の下落を受けて84.11まで売りに押された。