昨晩の海外0131

 昨晩の海外市場は、トランプ米大統領の一般教書演説を控えて、ドル売りが優勢。米経済指標としては、11月ケースシラー住宅価格指数や1月消費者信頼感指数が強い内容となったが、影響は限定された。  ドル円は、108.42から108.94で揉み合い推移、ユーロドルは、1.2335から1.2454まで上昇も、弱めの独消費者物価指数を受けて売りに押されたが、ポンドドルは、カーニーBOE総裁が、英議会の証言で「インフレは近い将来、目標の2%より上にとどまるだろう」などポジティヴな発言を行ったことで1.4167までじり高となった。  クロス円は、NYダウが400ドル近い下落も、アジア市場で売りかまれた反動で、買い戻しが優勢となった。ユーロ円が134.13から135.20まで反発、ポンド円は151.97から154.08まで上昇、オージー円が87.47から88.11、NZD円は79.16から79.83、カナダ円が87.80から88.32まで値を上げた。