昨晩の海外市場は、19日期限の米2018年会計年度暫定予算への懸念で、一時ドルが売り込まれたが、米下院で可決する十分な賛成票を得たとの一部報道などから、再びドルが買い戻された。米週間新規失業保険申請件数や12月建設許可件数は予想を上回ったが、12月住宅着工件数や1月フィラデルフィア連銀製造業指数が予想を下回り、影響は限定されたが、軟調なNY株価が嫌気された。 ドル円は、110.70まで下落後111.20まで反発、ユーロドルは1.2265から1.2220まで売りに押され、ポンドドルは1.3913まで一時買いが優勢となった後も堅調を維持した。 クロス円では、ユーロ円は135.58から136.31まで上昇後値を消し、ポンド円も154.57まで上昇後153.74まで売りに押された。またオージー円が88.98から88.52で推移、NZD円は81.27まで買いが優勢となり、カナダ円は、原油価格の動きに89.53から88.88で上下した。