昨晩の海外市場は、米12月鉱工業生産が予想を上回り、ベージュブックでも米経済の堅調さが示されたが、発表時の反応は限定された。ただ、引けにかけて米長期金利の上昇受けて、ドルの買い戻しが優勢で引けた。 ユーロドルは1.2197から1.2288まで一時買いが優勢となったが、その後値を消し、ポンドドルは、ロンドン・フィキシングの買いで1.3942まで上昇、ユーロポンドは0.8810まで下落、ドル円は、総じて揉み合い気味も、NY終盤に111円のストップをつける形で、111.33まで上昇した。 一方クロス円では、NYダウが300ドル超えの上昇となり、総じて堅調な推移。ユーロ円が135.16から135.98、ポンド円が152.39から154.29、オージー円が88.01から89.00、NZD円が80.16から81.20まで買いが優勢となり、カナダ円は、加中銀が政策金利を0.25%引き上げたが、織り込みから88.24まで下落後、ポロズBOC総裁の会見を受けて89.63まで再反発した。